詩客 自由詩時評

月1回 第3土曜日更新

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自由詩時評 第105回 近澤有孝『指を焼く』、峯澤典子『ひかりの途上で』から 高塚謙太郎

静かで、そして美しい詩集を二冊ほど読んだ。読んだ、という報告を兼ねて、その美しさの一端を紹介しておくことで時評に代えたい。 一冊目は近澤有孝『指を焼く』(ふたば工房)にしよう。 馬鈴薯の芽をむしり 昔の恋を想いながら 新タマネギを スライスする…